arbitrium

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仮想通貨に関する私見

本日、また仮想通貨の取引所zaifから、多額の仮想通貨が不正送金された。

これを受けて、BTC等の相場は全体的に下げている。

持て囃された時期から見るとおよそ4割前後だろうか。

これを見て仮想通貨は先がないと見るか、あるいは買いと見るのか。

 

個人的には、もう少しシステムが成熟した上で、値頃ならば買いと見ている。

というのは、乱立した取引所が徐々に淘汰されているというのがまず一件。

セキュリティの甘い、設備投資の足りていない取引所は消えていくしか無いのだ。

次いで、不正送金された先が何処であるのか追跡でき、凍結も可能であるというのが一件。

徐々に洗練され、不正に対する防壁が強固になれば信頼は付いて来る。

まあ残念ながら現時点では、不正ハッキング等による被害額は増加の一途で、

マネーロンダリングの温床になっている訳だが。

 

リスクを織り込んだ上で投資するのならば十分にアリだろう。

特に値を下げている時には。

しかし改めて、リミックスポイントに手を出せない理由を垣間見た気がする。

黒字が簡単に吹き飛んでしまうだけの危うさを持っているのだ、仮想通貨は。

メルカリとリミックスポイントが比較されていたが

何故、リミックスポイントが伸びないのかは明白だ。

後者は非常に危険であるという見方が強い為、大半の株主は避けているからだ。

理由は単純で、過去にワラントを仕掛けたからである。

そうしなければ資金がショートしてしまう可能性があったのかも知れないが、

この方法は株主に大打撃を与えその後の信用を一切失うというリスキーな手だ。

しかも現在、此方には空売りが積極的に行われており仕手の存在が匂う。

また、仮想通貨の今後を考えると本当に決算の黒字を数字通りに見ても良いものか

疑問符が付いてしまうのだ。

今後も安泰であると思えるなら積極的にホールドすれば良いし、

やはり仮想通貨は此処で頭打ちだろうと思うなら、手を出すべきではない。

十分に伸びるだけの数字は出して居るので、仮想通貨次第では成長は見込める。

私は……まだ、メルカリの方が安定だと思っている。

知名度ほど強いものは、そうそう無い。

急展開

公募価格割れ間近からの反発上昇で一気に上がったメルカリ株だが

プラスの材料が出ている訳ではなく、単純に値を下げすぎたと

判断された様だ、今日の上げ幅は目を見張るものがあった。

株主総会前後でどうなるかが非常に見ものである。

公募価格割れも視野か

下げ止まらないメルカリ株、なるべくならば底値で拾おうと

思っている訳だが現状では火傷が怖くて今は手を出していない。

初値で買った人間にとっては期待はずれだった様だが個人的には悪くない流れだ。

私の考えていることは先の記事と大体日経新聞に書かれていたので此方に書くほどの

事はなさそうだが、とりあえずメルペイ次第ではないかと思っている。

海外事業が立ち行かない場合は手堅く国内事業を多角的に伸ばすより他ない。

少なくとも現状に見切りを付けて売り払っている人間は初期に買った連中で

需給状況はあまり現在でも宜しくない、買いは結構出ている。

もう少し出回る数が多くなればあるいはと言ったところか。

月末の株主総会はどうなるだろう、興味深い。

 

あまり手頃になり過ぎると上場廃止が視野に入ってくるが

昨今は上場廃止になる事はあまり多くはない。

程良いと判断したら中長期を視野に入れてホールドしたい所だ。

株価についての私見

メルカリについて他所で見かける内容の大半は下がってるムカつくと

もっと下がれムカつく、と言った文面ばかり目にする訳だが、

チラシの裏の様な感想を見聞きしても何ら価値にはならない。

なのであくまで個人的な私見をメモ程度に置いておく。

 

現時点でのリスク、問題点

1:海外事業が赤字

2:新規事業である旅行関連の事業は安定化が難しい

3:違法出品、詐欺などの悪質な利用者の存在

4:特定の商品の取引が不可能

5:競合他社の追随

6:事業の見直し、金銭保管日数の短縮

 

現時点での好材料

1:国内事業は既に黒字化

2:赤字事業・不安定な事業は既に複数打ち切り

3:エコシステム・メルペイ

4:新たな価値観の創出(メルカリで売れる物を買う)

 

と言ったところだろうか。

現状では甚だ不透明で、明確な決算の黒字化の目処は立っていない。

公募価格割れが見えてきているがある程度はやむ無しか。

オリンパス東芝は問題が起きて大幅に値を下げたものの、地力が

非常に高かったために持ち直して身売りもせずに済んでいる。

メルカリの地力の有無が問われている。

頭と尻尾は他人に食わせて、胴を得られると良いのだが。

米国株・メモ

個人的に手を出したい株を二つほど。

と言っても基本的には大手、安定、鉄板しか触れないので

此の方面の方ならもう見なくて十分であると確実に言える。

あくまで、私にとっての備忘録。

 

amazon

言わずと知れた最大手通販サイト、アップルの株価さえ抜くのではないかと言われている非常に伸びの良い株。

1株2000ドルを超えた辺りから足踏みしているが、余力は現状でも十分に有り、

また赤字事業にも積極的に投資するために実際の性能は完全に未知数。

総合的にはかなりの黒字で、広告宣伝のみで収益を得るアルファベットに比べると

まだまだ販路、ポテンシャルを秘めていると言える。

配当なしのいわゆるグロース株で、利益はそのまま企業の成長に充てられる。

5年で数千ドルになるのではとも言われる大本命。

資産家からの評価はまちまちであり、主にリスクと言える面は労働者への扱いか。

人件費や労働時間等には問題が有る他、ストライキも起きている。

バフェットはこの株に手を出さなかったことを後悔しているとか居ないとか。

 

アップル

此方も説明不要だとは思うが米国トップの企業で

株の時価総額は8月時点で1兆ドルを超える。

増収増益を現在も続けて居り、今後も伸びが期待される。

リスクについてはiphoneの売上に依存しきっている事か。

売上高の6割以上をiphoneが占めており、これらを脅かすような品が

現れると急激に業績が悪化する可能性も有る。

其の場合、脅威となり得るのはスマートフォンではなく、

汎用的なハードウェアだと思われる。

ARではないかと個人的には思うのだが、果たしてどうなるだろうか。

余談だがiphoneは進歩する毎に画面サイズが大きくなっている。

画面サイズが拡大することで、機能的に出来ることが増えるためだ。

小さい画面の不便さは使ってみるとよく分かる。

つまり、サイズダウンしながら画面を拡大する…SF作品に見られる

ホログラム画面をタッチすることで諸作業をこなせる品だろうか。

ちなみに前述のバフェットはアップル株を買い増している。

 

手堅く育つ株を、少しでも値下がりした時に買うのが投資の王道。

上手く、有望な株に手を伸ばしていきたいものである。